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4月13日金曜日






今日はなんとも不吉な13日の金曜日でしたねぶるぶる。そういえば
12日の木曜日と言う映画があるそうですけど一体どんな映画なのでしょうか?ちょっと見てみたい気もします。
さて、今日はテレビで苛めの話がやっていました。いじめを苦に自殺してしまった子供達。なんとも哀しい話です。
こういう子供達に親近感を覚えるミミンドリですが、察しのいい方々はこの時点で分かると思われますがミミンドリはいじめを受けていた事があります。小学生の時から中学生の時にかけて、何年間でしょうねー。
フフフ。ミミンドリの世にも不幸な自慢話を聞くがいい!!
と言っといてすみません、ただの体験談のつもりなのでこれを読んでくださる方は「へー。」程度の心持ちでお願いします。「1へえ」で。

えっとそうですねー、小学3年生から男子にバイキン扱いされましたが別に「キタネエ」とか言われて避けられたり無視される以外は別に被害はなかったです。それでも子供心に女子より男子の方が気が合いそうだったのでショックを受けましたねー。以来3年間位いじめは続き、小6の頃にはすっかり慣れて逆に避けるようになりました。
小説は小5の頃書き始めました。でもこの頃書いた小説はとてもとても見せられるようなものじゃありません・・・・・・!普通の冒険ものを書いてましたが、正直ただの作文レベルです。小6になってようやくギャグなどのキャラたちの言葉の駆け引きを書けるようになりました。この頃書いていたのは学園ものです。えー・・・この頃はまだラブコメを書いてました。今じゃ信じられません。(笑

ミミンドリは希望を失わない子だったので(笑)小学4年生くらいから「中学校に行けばいじめは無くなる筈だ!それまで耐えよう!」とか思ってました。もちろん現実は厳しく、またミミンドリは浅はかでした。
普通、中学校って小学の連中全部がそのまま入学しますよね。そのことに思い至らなくて、いやあ本当に馬鹿だったんだなあと思います。
もちろんいじめは中学も持続しまして、しかし小学では男子が苛めてきていたのですが中学では女子に切り替わりました。
しかし中学でもいじめがやまない事に呆然としたミミンドリは男子よりもねちっこい女子のいじめに耐えかねまして、母親に相談した訳です。
そしたらもう物凄い勢いで先生に連絡を取り、かくしてミミンドリは先生を味方につけました。とは言っても教師ほど当てにならないものはないなとハッキリ再確認しただけでしたが。朝の会で「いじめはよくない事ですよね」終了。
使えねー。
↑その時の一番正直な心情

まあ、小学生の時から自殺は考えないでもなかったんですけど、「何で苛められただけで死ななくちゃならないんだろう?」と自殺しようと決心する度に思いまして、「ふざけんな意地でも生きてやらァ!かかって来いやオラ!」と中学の時に開き直りました。
えー、もともと好戦的なタチだったもので、「いじめ」を「精神的な戦争」に見立てて「ぜってー死なねえ」と思うようになりました。
我ながら物凄い開き直りだと思います。
全国の苛められている方は「いじめ」を精神的な「戦争」に見立てて、そこで生き残る事を目指すといいんじゃないかなーと思います。
や、「戦争」に見立てるといじめっ子って結構雑魚いんですよね。家庭事情が複雑で、その憂さをミミンドリにぶつけて晴らしていた訳です。むしろいじめっ子に同情しました。だって苛められる側は一人でも立てるけど、苛める側は仲間が少なくとも二人はいないと立てないんです。
いじめっ子の中心人物と二人きりで話す機会がありましたが、なんか泣きつかれました。いや、苛められたこっちが泣きたいんですけどね、とはその時のミミンドリの正直な気持ちです。
結局その中心人物とは仲良くなりまして、二人で仲良く苛められました(笑
クラスの全女子に味方がいなかったわけで、根っからのフェミニストなので女の子相手はやりにくかったんですけど、2年生になって男に苛められ始め、「敵」が「男」になると、ミミンドリは容赦ナシでした。
据わった目と無表情と無言で睨むとわらわら逃げていくわ逃げていくわ。逆にこっちが苛めているような気分にさせられました。
暴力もあるかと思ってもし殴られたら金的を蹴り返してやるとか考えてたんですが、それはなかったです。まぁ、暴力沙汰になったら停学処分にさせてやるとかバリバリ「殺る気」だったのでトドメを刺せなくて残念です(過激思想)。とはいっても、学年の男子殆ど全員にちょっかい出されてたので面倒と言えば面倒だったのですけど。
ここら辺の過激思想から我等が凶暴で独特な我が道を行くキャラたちが生まれてくるのですが、そういえば「魔王突撃インタビュー」も「今は怜野である男の物語」も基礎設定は苛められていた時期に生まれたものでした。
「魔王突撃インタビュー!」は男子相手にバリバリ「殺る気」だった頃で、「今は怜野である男の物語」は女子に苛められて開き直った頃にちょぼちょぼ書き始めたシロモノです。ミミンドリの内面が如実に表されています。


まあ、でもぶっちゃけて言えば苛められる原因がなければ苛める側も苛めにくいワケです。なのでミミンドリは「なるたけ目立たない」で、「なるたけ完璧」に、日々を過ごしました。「キモイ」とか「ウザイ」は根絶不可能な悪口なのでどうにもなりませんが、失敗を減らせばつけこまれる隙も無くなるかなーと思ってそうしていました。
まあそんな訳でトータル5,6年間苛められていた事になります。
いやあ、なんて図太い神経!と自分を褒め称えたくなります。
そもそも自殺なんて痛いし、家族が悲しむし、漫画や本の続きが読めないし、あの世があるなら地獄に落ちるし、良いことなんか全く無いのです。ついうっかり小学生の頃も苛められていたことを母親に言ってしまった時、母親は何年間もずっと知らなかったという事実にショックを受け、ミミンドリが辛いのに気付いてあげられなかったと悔やんでいました。
学校で全く笑わなかったので、そのぶん家でたくさん笑おう、学校でのいやな気分を忘れて家での一時を楽しもうと思ってたくさん笑っていたのですが、正直いじめのことを家に持ち込んで家まで暗い雰囲気に包まれてしまえばとても耐えられなかったんじゃないかと思っています。
学校は楽しくない場所だから、家は楽しい場所であって欲しい。
それに何より、母親を悲しませたくなかった。
結局後で不注意でバラしてしまったので全然駄目駄目なんですが、子供は子供なりに親の事を考えているものです。いじめを苦に自殺してしまった子達は、自分が死んだら親が悲しみで立ち直れなくなるということを確信していなかったんじゃないかと思います。
子供にとって親は強い者であり習うものであります。
自分が死んだらその強い者であるはずの親が立ち直れなくなるなんて、想像もできないんじゃないでしょうか。
ミミンドリが自殺しようと思うたび浮かんできたのは「母親の泣く姿」です。
「母親の泣く姿」が浮かんでくる度ミミンドリも泣きそうになって、「なぜいじめなんかで死ななきゃならない、何であいつらなんかのせいでお母さんが泣かなきゃならないの?」とあまりの馬鹿馬鹿しさに自殺なんか止めました。
「死にたいけどお母さんが泣くしなァ」というやつです。
小説風に言えばこの時、9歳か8歳の時すでにミミンドリは自分が自分のものだけではないと言葉じゃないもので理解していたのかもしれません。ただ単にマザコンだったという可能性も捨てきれない所がオソロシイ。

とかなんとか偉そうな事を言ってますが、今はたぶん昔より薄情になってます。偉かったのは昔だけかぁ・・・いや、偉かったのか?
子供というものはみんな偉いんじゃないかという結論でここを抜け出します。
ちなみに。
中学の頃に友達だったのは3人くらいでしたが、ミミンドリは「友達」と「クラスメート」と「知り合い」は全くの別物だと思っているので、相手が友達だと思っててもミミンドリが「クラスメート」「知り合い」としか思っていない人は多数居られるかと。

まあとにかくそんな感じで暗い青春を過ごしていたら高校に入ったら「敵」がどこにもいなくてかなりとまどった覚えがあります。
みなさんとっても友好的で、まともに「クラスメート」というものとコミュニケーションをとるスキルが身に付いてなかったミミンドリはとってもとっつきにくい子だったと思います。

高校に入ると将来のヴィジョンが明確に現れてくるので、馬鹿をする人はあまりいなかったと思います。

高校といえば腐女子とかオタクとかマニアの悪友どもが出来、今現在にいたっても交流は深いです。
ちなみにミミンドリは漫画マニアでした。
ミミンドリとしては周囲と交流が無かったために漫画はこれくらい(当時700冊前後)持ってるのが普通だと思っていたのですが、「ンなワケねえだろ!」と力強く突っ込まれ、以来「漫画オタク」の名称を冠することに。
というかオタクとマニアの差って何なんでしょうか・・・?

話題が物凄くずれたので最後に真面目な事を書いておきたいと思います。
全国のいじめを受けている方々へ。
「変人」の称号をつけられたくなければミミンドリと同じことをしてはいけません。誰もしないと思いますが。マジで「変人」確定します。
学校へ行きたくないのならフリースクールへ行ってみるといいと思います。勉強する場所は学校だけじゃないんです。
それから自殺をする前に、自分が死んだらどうなるかよくよく想像してみて下さい。自殺以外の道は本当に無いのかよく考えて下さい。意外なほどたくさん道があったりしますよ。

辛くてもう駄目だという方は何が辛いのか考えてみてください。

そして、その辛い事を回避する方法を一生懸命考えて下さい。

ちなみに自殺は却下です。それ以外の方法を考えてみてください。
例えば、悪口を言われるのが辛いという方は悪口を聞かない方法を。
ミミンドリの場合、悪口を無くすのは難しいので休み時間とかの苛められ易い時間は職員室近くに逃げてました。本の虫だったので本に集中すると周りの声も聞こえなくなりましたし、本読んでる時にちょっかい出されると逆ギレする子だったので(危ねえ)、そうですね、一回ブチ切れてみると人が寄って来ないですね。結果的に悪口を言う声も小さくなってましたね。
あとトイレ近くには留まらない方がよろしいかと。
トイレの中で囲まれる可能性があります。ミミンドリはそれはありませんでしたが、治安の悪い学校では実際にあるらしいです。
それから、やはり積極的に大人に相談するとよろしいかと。
保健室の先生とか相談室の先生、あと中学校で何度か電話相談室のカードが配られます。話すだけでも結構楽になるものです。
騒ぎ立てたくないという方は電話相談室がよさ気かと。
それから、親は自分が何も知らない内に子供が辛い目にあっていたと知ると逆に苦しみますので、思い詰める前に相談した方が親的にも子供的にも救われます。
教師からいじめを受けたという方は校長や教頭や学年主任に直接訴えるか、教育委員会に伝えた方がいいかと。ミミンドリの知り合いAさんは
横暴教師の行為の証拠を校長に提出して退職させたことがあるそうです。

ミミンドリは教師に苛められていた訳ではないのですが、教師陣があまりに無策なので母親が焦れて教育委員会に封書送ろうかと言い出したことがあって、「お母さん、そんなに騒ぎ立てないで」と必死で宥めた覚えがあります。

子が子なら親も親・・・でしたっけ。

とにかく、自殺する以外にも道があるのに自殺するのはとっても勿体無いと思います。膨れ上がった借金が返せなくて八方ふさがりとかより、たくさん道がある分ずっとマシじゃないですか?

えっと、偉そうなこととか余計なことをたくさん書きましたが、とにかく自殺はやめて欲しい、ということです。
楽しいかもしれない将来への可能性を自ら捨てることになりますし、必ず悲しむ人がいます。
ミミンドリも人の死は悼みます。

以上、ミミンドリのもはや体験談にすらなっていない文章でした。
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